知っているようで知らない、ビックシルエットアイテムの世界。

2015年頃にトレンドとなったビックシルエットアイテム。
肩落ちさせたデザインで、ゆったりとしたシルエットが特徴です。
ルーズに着こなすことができ、男女分け隔てなく人気でまさに旬のアイテムと言えますね。

しかし、一言にビックシルエットと言ってもよく分からないという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、知っているようで知らない、ビックシルエットアイテムの世界について書いていきたいと思います。

読み終わる頃には、ビックシルエットアイテムの企画を立てたくなる内容となっていますので、是非最後までお付き合いください！

ビックシルエットの歴史

ビックシルエットは、90年代のアメリカ西海岸で発祥したと言われています。
90年代と言えば、ヒップホップ黄金期。ストリートでは多くのダンサーやラッパーがその瞬間を謳歌していました。

当時、ストリートでダンスやラップを楽しむ人たちは、生活をしていく上で必要な十分のお金を持ち合わせていませんでした。その為、子供用の服を買ってあげることができず、しばしば大人の服を子供へ着せて生活をおくっていました。

そういった経緯もあり、ストリートで活動をする人達の出で立ちは、ビックシルエットとなっていきました。そして、そういった方々が、ダンス・ラップシーンの礎を築いていったことから、
ビックシルエットというファッションにも目が向けられ、人気が広まっていきました。

よく聞く、ビッグシルエットとオーバーサイズの違いとは

ビックシルエットとは
「ビッグシルエット」とは、アイテムそのものが大きくデザインされている服のことを指します。
肩幅、身幅、袖丈など、わざと大きく見えるようにデザインされている服なので、Sサイズなどの比較的小さいとされているモノでも着た時に大きい印象を与えることが特徴です。

オーバーサイズとは
「オーバーサイズ」とは、自分に適したサイズのものよりも1サイズ、2サイズ大きいサイズのものを指します。なので、アイテム自体のサイズは通常通りのものになります。ものによっては、オーバーサイズのものがビッグシルエットのもののように着こなせる場合もあります。

噛み砕いて要約するに、ビッグシルエットとオーバーサイズの具体的な違いは、
製作時のコンセプトの違いというものにつきるようですね。

では、ビックシルエットアイテムを商品化する際のメリットについても触れていきましょう。

ビックシルエットアイテムを企画する最大のメリット。

ビックシルエットアイテムを企画する最大のメリットは、展開サイズを絞ることができるという点につきます。

基本的にジャストサイズと同じサイズの購入を推奨されているビックシルエットアイテムですが、
ことバンドTシャツ、キャラクターTシャツに関してはその限りではございません。

これまでの展開事例も見ても、M、Lの2サイズ、またはL1サイズ（フリーサイズ）で展開をしているケースも多々見受けられます。

サイズを絞ることができれば、在庫リスクも軽減することができます。
加え、アイテムの特性上エンドユーザー様も納得の上購入いただけるので
この上ないWin-Winな関係を築けること間違いありません！

また、弊社では、タグの印刷、サイズ・ブランドタグ切り、付け替えなども印刷加工と合わせて行わせていただいておりますので、
商品としてのクオリティも担保できます！　※仕様によって金額が異なりますので、気になる方は是非お問い合わせください！

ビックシルエットアイテムの今後の動向。

前述したようにビックシルエットアイテムがトレンドとなったのは、2015年ごろからと、既に5年近く経とうとしております。
気になるのは、定番アイテム化するのか、それともあくまでトレンドであるのか、ということですよね。

検索ボリュームからトレンドを図れるツール、Google Trendsを使用して人気の動向を見てみました。

検索ボリュームも15年～16年にかけて跳ね上がり、それ以降は順調に伸び続けていますね。
そこで実際に販売数としてはどうなのか。UnitedAthle 5627-01 10.0オンス T/C ビッグシルエット クルーネック スウェットという商品の販売実績を調べてみました。
驚くことに、18年11月～19年3月までの約5ヶ月間で、数万枚出荷という販売実績がありました。製造メーカー様はこの実績から今年の需要も伸びると予想し、
同品番の製造数を昨年よりも増やしているようです。また、今シーズンは、プルパーカーやロングTシャツといった定番品のビックシルエットアイテムも追加されました。

まだまだ、展開カラーなどは少なく一見使い勝手は悪いように見えてしまいますが、
トレンドは確実に定番化しつつあり、世間のニーズも増えていくと思われます。

是非、上記したメリットと念頭に企画書をしたためてみてはいかがでしょうか。
それでは、気になるビックシルエットの展開アイテムをご紹介いたします！

ビックシルエットアイテム紹介

5627-01　10.0オンス T/C ビッグシルエット クルーネック スウェット

ゆったりシルエットとサイズ感にこだわった
1枚で主役になる洗練されたデザイン

サイズ感にこだわった1枚で主役になる注目のマストアイテム。
ベーシックアイテムだけじゃないのがUnited Athle。
旬なビッグシルエットが魅力の一着が新登場。
着丈と身幅のバランス、アームホールなどのディテールを1cm単位で調整。
ルーズさをバランス良く調整したひと味違うスウェットです！

価格：＠1575円＋プリント加工代金
サイズ：M、L、XL
カラー：ホワイト、ブラック、アッシュ、ネイビー

 

5008-01　5.6オンス ビッグシルエット Ｔシャツ（ポケット付）

パンツとのバランスで遊べる。ポケットがアクセントのビッグTシャツ

好評のビッグシルエットタイプで、胸ポケットがアクセントです。
生地の厚さはオールシーズン使える5.6オンス。

価格：＠695円＋プリント加工代金
サイズ：S、M、L、XL
カラー：ホワイト、ブラック、ミックスグレー、シティグリーン、ネイビー、サンドカーキ

 

5019-01　5.6オンス ビッグシルエット ロングスリーブ Tシャツ（終売）

ゆったりとしたサイジングでリラックスした雰囲気を演出。
こなれたヌケ感がポイントのロングスリーブ

ほどよく肩を落とした絶妙なルーズ感。身幅にややゆとりを持たせたトレンド感のあるシルエットで、
太めの首リブも絶妙なアクセントになっています。

価格：＠880円＋プリント加工代金
サイズ：M、L、XL
カラー：ホワイト、ブラック

 

5631-01　10.0オンス T/C ビッグシルエット スウェット プルオーバー パーカ

広めにとった身幅と絶妙な肩落ち具合のゆったりシルエット
大きめフードが目を引くプルオーバーパーカ

単純にサイズを大きくするのではなく、広めにとった身幅と絶妙な肩落ち具合が織りなすオーバーサイズ感はビッグシルエット好きには必見。
また、大きめなフードは立体的なシルエットを保ち、存在感のある仕上がりになるよう型紙から調整。
素材は、しっかりと厚みがあり保温力抜群の裏起毛。大好評の5627-01のフーディータイプです。

価格：＠2030円＋プリント加工代金
サイズ：M、L、XL
カラー：ホワイト、ブラック

 

5935-01　4.1オンス ドライ ホッケー Tシャツ（終売）

トレンドのビッグシルエットにホッケーで使用されるデザインを現代風にアレンジ、チームカラーもポイント

チームカラーを基調としたカラーリングと90年代を彷彿とさせるデザインがポイント。
ベーシック＆ビビッドカラーがアスレジャースタイルと相性◎

価格：＠740円＋プリント加工代金
サイズ：S、M、L、XL
カラー：ホワイト／ガンメタル／ブラック、ブラック／ガンメタル／ホワイト、レッド／ブラック／ホワイト、コバルトブルー／オレンジ／ホワイト、ブラック／カナリアイエロー／ホワイト

まとめ

いかがでしたでしょうか。今後も定番商品のビックシルエット商品が展開されることが予想されます。物販アイテムなどとしてはまだ目新しさが残るいま、企画をしてみてはいかがでしょうか。

 

株式会社リアライズ代表、佐藤正裕のツイッター元気に更新中です。

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